浜松市は豊かな自然に恵まれたまち。北は赤石山系、東は天竜川、南は遠州灘、西は浜名湖と四方を異なる環境に囲まれ、この多様な自然が織り成す美しい風景は、数々の景勝地を生み出しています。
面積は岐阜県高山市に次いで全国2位となっています。
浜松市が誕生したのは明治44年、この時の人口はわずか36,782人。その後、周辺市町村との合併や転入・出生などにより増加し、市制施行から17年目の昭和3年には10万人を超えるまでになりました。
平成17年7月1日、天竜川・浜名湖地域12市町村の合併により、人口は80万人を超え、静岡県第1位となり、全国で16番目となる政令指定都市に移行しました。
戦後にいち早くオートバイ産業が立ち上がった土地で、現在の国内4メーカーのうち3社(ホンダ、スズキ、ヤマハ)のルーツがここにあります。
若き日の徳川家康公が天下統一の礎を築いた地。
その後も水野忠邦など、歴代浜松城主の多くが幕府の要職へと出世しました。
近代では、世界的な研究者や技術者、音楽家や芸術家を輩出したほか、世界に名高い多くの企業が、浜松から生まれています。こうしたことから、浜松市では「出世の街 浜松」を旗印に掲げています。
製材業と機械産業、そして山葉寅楠と河合小市という二人の天才技術者が浜松の楽器産業を興す礎となりました。現在、ヤマハ、カワイ、ローランドなどの世界に誇る楽器メーカーが、浜松に本拠地を構えています。
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